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正しいヘアケア方法

2024.12.06
正しいヘアケア方法

目次

    髪を綺麗にしたいと高級なトリートメントを使い、見た目や手触りをよくする方は多くいらっしゃると思います。
    今回は、美容師・毛髪専門医の目線から、髪を綺麗にするためには具体的にどのようなケア方法が正しいのか?
    本当に必要なことをお伝えしていきます!

    綺麗な髪の共通点

    髪が美しい方とそうでない方の違いは、頭皮の状態が大きく関わっています。
    医学的な話をすると、頭皮ももちろん皮膚ですが、定義的には髪の毛も皮膚に分類されています。
    そのため、髪の毛も皮膚の一部と考えていただくと、頭皮のスキンケアをしっかりしていただくことで、同じ皮膚である髪の毛も綺麗になっていくというイメージです。

    頭皮を保湿する重要性

    頭皮をマイクロスコープで診察すると、実はほとんどの方の頭皮は乾燥しており、加齢により水分や油分が減っていくことは避けられません。
    赤ちゃんや子供の頭皮はとても綺麗なので、元々はそのポテンシャルがあるということです。
    しっかり保湿ができている頭皮から生えてくる髪は、綺麗な状態を保てております。
    早い時期から頭皮の保湿を行うことで、髪の状態を決まります。
    赤ちゃん肌を目指して顔だけでなく頭皮もしっかりケアしていただきたいと思います。

    シャンプーやトリートメントの選び方

    ・シャンプー
    日常的なところで言うと、シャンプーやトリートメントの選び方でも頭皮環境は変わってくると思います。
    スッキリとした洗いあがりを求めるあまり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使用していませんか?
    洗浄力が強すぎるシャンプーは乾燥を招いてしまいます。

    ・トリートメント
    トリートメントにも注意点があります。
    トリートメントに含まれているコーティング剤は、強いほどサラサラになり、一見髪を守ってくれるような気になりますが、弊害もあります。
    強いコーティングが頭皮まで及ぶと、頭皮の呼吸を妨げる・髪が水分を吸い上げる毛細管現象を妨げる可能性がありますので、コーティング剤の含まれていないトリートメントを使用することが理想です。
    頭皮につけないよう気を付けてもお湯で流す際についてしまうと思いますので、なるべく頭皮から離し、髪の中間から毛先にかけて塗布するよう心掛けましょう。

    髪の洗い過ぎには注意

    人間も動物の一種であり、毛を洗う生き物は人間くらいです。
    本来は頻繁に洗うことを想定していないはずで、洗い過ぎは良くないと考えています。

    洗いたい、すっきり感を得たいという気持ちと、しっかり頭皮汚れを落とすは別物です。
    洗浄力の強いもので洗えば洗うほど、洗浄力の弱いもので洗うと落ちていない感じがする原因になり、1日2回のシャンプーも頭皮必要な皮脂を取り過ぎ、乾燥を招きかねません。

    洗浄力の強さは慣れであることも多いので、優しい洗い上りのシャンプーを選び、しっかり揉み込みながら頭皮を洗い、濯ぎをしっかり行うことで一定のスッキリ感を得ることは可能であると思います。
    また、揉みこみながらシャンプーを行うことは、血行を良くすることにも繋がりますので、是非こちらも日常的に取り入れてください。

    頭皮マッサージの効果

    頭皮マッサージで美髪になるというイメージはあんまり持たれていないかもしれませんが、頭皮や髪にトラブルのある方は総じて頭皮が硬い方が多いです。
    頭皮がたるむと顔が下がると言われており、マッサージで頭皮から引き上げることで解消しますし、頭皮の血行が良くなると髪に必要な栄養素や水分が行き届き良い髪に繋がることが医学的に証明されています。

    体も柔らかいと怪我をしにくいように、頭皮も柔らかい方がトラブルになりにくいということです。
    リラックス効果もある頭皮マッサージを1日数分で良いので、毎日マッサージを継続すると髪の張りコシや艶が出るので、是非お試しください。

    食と髪に関する噂について

    「わかめを食べると髪が黒くなる」 といった類の噂は、昔からよく耳にするものですね。
    黒くなる成分が入っていたとしても、口から摂取した成分が髪にまで到達するか?それに関してエビデンスがあるかと言われると、特定の食品が髪の毛の色に直接的な影響を与えるという科学的な根拠は、現時点では確立されていないと思われます。

    生活習慣と頭皮の関係性

    これも顔の肌に置き換えてもらうと分かりやすいと思いますが、睡眠不足やストレスも周り回って髪の毛の質の低下に繋がると思っています。
    油分の多いものを食べすぎるとニキビができやすい、睡眠不足で肌荒れしやすいように、その肌荒れと同じ症状が顔と一枚で繋がった頭皮にも出ているはずなのです。

    頭皮状態が悪いと髪の毛の状態にも影響しますので、しっかり規則正しい生活や、ストレスフリーな生活をする事が理想であると考えます。
    今の時代ストレスを抱えずに生活をすることは難しいと思いますが、年齢は髪や首に出やすいので、いかに良い状態で年齢を重ねるかということは重要だと思います。

    まとめ

    頭皮ケアは、一朝一夕に効果が出るものではありません。 
    毎日コツコツと積み重ねることで、美しい髪を手に入れることができます。
    年齢を重ねてはじめて、髪の毛を綺麗に保つことの重要性に気付くことのないよう、今からできることを始めてみてはいかがでしょうか。

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    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI YouTubeチャンネル

    わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
    頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。