【薄毛治療の第一歩】 メディカル頭皮診断を大公開!
目次
薄毛治療の第一歩 頭皮診断
ご自身の頭皮状態が気になる方必見!
今回はDr.TOUHI CLINICで行っている頭皮診断をご紹介します!
当クリニックでは、まず美容師が1時間かけてしっかりとカウンセリングを行います。
カウンセリングの中に 頭皮診断が含まれております。
カウンセリング・頭皮頭皮診断は、無料でございますので、内容に興味を持っていただけましたら、是非お気軽にクリニックにご相談ください!
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頭皮診断でわかること
- 脱毛タイプ
- 髪の密度
- 頭皮タイプ
- 角質量
- 敏感度(炎症)
- 髪の太さ
頭皮診断の流れ
1. 頭部全体の写真を撮影
2. マイクロスコープを使用し、「生え際・頭頂部・襟足」を撮影
3. 撮影したデータを分析して、頭皮状態を診断する
1. 頭頂部全体の写真を撮影
まず、頭部全体のお写真を撮影します。
2. 生え際・頭頂部・襟足を撮影
【生え際】【つむじ周りの頭頂部】【襟足の辺り】、この3箇所を重点的に見ていていきます。
それ以外にも患者様ごとにお悩みがあれば、個別で詳しく見ていきます。
詳しい頭皮の状況、そのデータを基に治療方針などを決めていきます。
・マイクロスコープの撮影詳細
複数あるチェックポイントを個別に撮影し、写真をもとに分析~診断をしていきます。
計測ポイントを詳しくご説明します。
■ 髪の密度
1つの毛穴から何本生えているのかを計測していきます。
■角質量
毛穴の角質量や頭皮の乾燥状態を計測します。
■ 敏感炎症状態
頭皮は赤みが出やすい箇所ですが、炎症しているかどうかというのを赤みの程度で確認します。
■太さ
撮ったお写真を分析にかける際に、髪の太さが自動的に計測されます。
3.データ分析→頭皮診断
撮影したデータを分析して、頭皮状態を確認します。
■脱毛タイプ
全体像を取ったお写真で脱毛タイプから診ていきます。
男性であれば、生え際や頭頂部の状態から目視でどのパターンに当てはまるのか選んでいきます。
この方の頭頂部は少し地肌が見えていますので、【O字型の脱毛初期】であると判断しました。
■髪の密度
毛穴から生えている本数が1本なのか2本なのか3本なのかを目視で確認します。
一番良い状態は、1つの毛穴から4本生えている状態ですが、1本しか生えていない箇所もちらほら見受けられます。
結果が単位面積あたり何本生えているのか?というのが数値として出てきます。
正常毛髪の数量が120本以上となっておりまして、今回の結果は【117本(平均値に近い数字】です。
平均的な数値ですが、生え際の数値は部分的に低く出やすいので、3箇所(生え際・頭頂部・襟足)の平均を取っていくと正常/平均値を超えると思います。
今回の結果から踏まえて、【密度は平均~やや良好】であると診断しました。
美容師やドクターが、「密度が低いですね」と言ったとして、患者さまご自身からすると、初めて見るご自身の頭皮の密度が低いのか?密なのか?というのは分からないことだと思います。
しかし、このように具体的に数値で示すことで、正常よりも少し低いなとか、良い状態だなというのが理解していただきやすいと思います。
■頭皮タイプ
左側の写真が今回撮影した頭皮の写真です。
右に健康な頭皮のサンプル写真があり比較がしやすくなっております。
正常な頭皮は、右側の写真にあるような青白くて艶や透明感のある頭皮なのですが、頭皮は乾燥しやすいため、自覚がないだけで実は約9割の方の頭皮は乾燥しています。
サンプルとして表示されている正常な頭皮と比較すると、
・頭皮の色味が少し黄色っぽい
・場所によっては赤みが出ている
撮影結果から、【少し乾燥気味の頭皮】であるといえます。
■角質量
角質の多さは、画像から自動分析したものをもとに平均と比較し判断しています。
今回の計測した結果は、【平均値】ですので、もう少し保湿をしっかりすると、いい良い状態になってくると思います。
■敏感度(炎症)
敏感度では頭皮の炎症具合を診て、赤身が強い部分を自動的に検出し診断します。
撮影した頭皮はグラフの真ん中を指しており、【平均~やや炎症気味】と診断しました。
頭皮の炎症が強いということはお肌の状態が良くない状態ですので、頭皮自体に痒みが出ます。
頭皮の状態が反映され髪の状態に影響し、それこそ抜け毛・薄毛・白髪を招く要因となるため、炎症にも注意が必要です。
■髪の太さ
画像から髪の太さを自動で測定してくれます。
正常な髪の太さが0.075%なので、この基準の数値より上か下かで診断していきます。
今回は、毛髪は【平均:0.112】ですので、しっかりと数値を上回っていますね。
髪の密度同様、これについても目視で診断をして髪が細いですと伝えられても、初めて知る患者様からしたら分かりにくいものであるため、数値を元に「平均よりも太いです・細いです」とお伝えしております。
総合結果
一通り分析が終わると、総合結果と各数値がグラフで表示されます。
帯グラフは左に寄るほど良い状態です。
円グラフは結果が真ん中に寄っているほど良い状態です。
■総合結果_髪の太さ
太さは良好に振り切っておりとても良い状態です。
■総合結果_髪の密度
密度もやや良好のようです。
■総合結果_角質量・敏感度
角質量と敏感度に関しては、要注意という診断結果が出ました。
頭皮診断を行う重要性
頭皮の分析グラフを診察の度に見比べると、最初は寄っていなくても、治療を進めることでグラフが円の中心に寄っていくという変化が目に見えますね。
このように変化を感じていただきたく、治療の度にデータを撮って分析しています。
治療の結果が出ていることがわかれば、モチベーション上がり患者様ご自身のやる気にも繋がるかなと思います。
頭皮の保湿の重要性
顔の肌と地続きなので、一緒だと考えてもらうと分かりやすいのですが、顔も水分・油分のバランスが整っていると肌が綺麗になっていきますが、頭皮も同じ肌なので頭皮が乾燥していると頭皮環境が悪くなり、髪が生える土壌が干からびている状態となります。
そこから生えてくる髪に水分や栄養が行き届かないため髪質も悪くなってしまいます。
また、冬の乾燥も気になりますが、夏も紫外線の影響を受け頭皮が乾燥してしまう方が多いです。
どんなに洗浄力の優しいシャンプーを使用しても、保湿を頑張っていても加齢とともに乾燥気味になりますので、しっかり保湿する必要があります。
頭皮環境が髪の毛に与える影響
人によりお悩みはさまざまですが、このような乾燥からくる髪のゴワゴワ感、頭皮環境が悪化し白髪が増えてしまう方、抜け毛が増え薄毛に繋がっていく方が多くいらっしゃいます。
逆に頭皮が脂っぽい方は乾燥・白髪ではなく、髪の細毛化や薄毛にお悩みの方が多い印象です。
脂性に薄毛の方が多い理由は、乾燥した髪は頭皮が痩せ、水と栄養が行き渡らずゴワゴワになるといいましたが、オイリーな頭皮は脂が水分を維持するため髪がゴワゴワにはならないものの、過剰な脂は髪をベタっとさせて時間が経つと酸化し頭皮環境を悪化させ、脂が毛穴に詰まることで血行不良となり、髪の成長を阻害して毛が痩せて細くなります。
▼頭皮タイプについて詳しくお知りになりたい方はこちらも併せてご覧ください
まとめ
本日は頭皮のカウンセリングの一部を公開させていただきました!
自分の頭皮を見たことがあるという方は少ないと思います。
初めて頭皮を見る方の多くは、ご自身の予想と違い、実際は思っている以上の皮脂・毛穴汚れ、角質の多さ、髪の細さに驚かれます。
頭皮をしっかりケアして整えると治療効果も出しやすく、今後の抜け毛・薄毛を予防できることが当クリニックの症例からもわかってきましたので、ホームケアにも力を入れると良いと思います。
ご自身の頭皮の状態をまずは知ってもらうことが治療の第一歩を踏み出すためにもとても大切だと思います
そういった意味でも当クリニックの頭皮カウンセリングはおすすめですので、興味を持たれた方は是非一度カウンセリングにいらしてください!
▼頭皮マッサージを併用し頭皮改善した当クリニックの症例をご紹介しています。
記事監修者
Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
Dr.TOUHI YouTubeチャンネル
わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。