男性は男性型脱毛症(AGA)を発症される方も多く、薄毛に悩んでいる方も多くいると思います。
薄毛が気になり始めて薄毛治療を行っても、ご自身の納得のいく毛量に髪の毛が生えそろうまでに時間かかります。
生えそろうまでの間、薄毛部分の髪が気になってしまうと思います。
今回は、薄毛治療中の方や、薄毛を気にされている方に似合う髪型をご紹介していきます。

薄毛でもお洒落に見せるには

薄毛でもお洒落に見える男性とお洒落に見えない男性がいると思います。
その違いは、「似合う髪型しているか・清潔感があるか」の2点がとても重要となります。

一般的に薄毛の方の髪型は、髪を伸ばし、伸ばした髪の毛で薄毛部分を隠すイメージを持たれる方が多いと思います。
実は、薄毛の方が似合う髪型は、薄毛部分を隠すため長く髪の毛を伸ばすのではなく、ベリーショートなどの短髪が似合う長さとなります。
毛が薄い箇所によって似合う髪型が異なりますので、薄毛の部分別で似合う髪型をご紹介していきます。

頭頂部の薄毛が気になる方

頭頂部の薄毛が気になる方は、サイドの髪の毛を刈り上げて、トップにボリュームを持たせるような髪型が望ましいです。
頭頂部の毛量が少ない方でも、少しでも毛があればトップにボリュームを持たせることは可能です。
トップの髪の毛の長さは、長いと髪が寝てしまうため、ボリュームを出すには髪の毛が立つぐらいの長さがいいと思います。

【美容室のオーダー方法】
頭頂部の薄くなってきている毛は、伸びづらくなっているので、量は梳かずに長さを整えるイメージでオーダーします。
長さは、ふんわりと髪の毛が立ち上がる程度の長さでお願いしましょう。
サイドや後ろの髪の毛は刈り上げてもらい、長さとしてはベリーショートぐらい。
セットの方法は、代表的な髪型ですと「ソフトモヒカン」のようなイメージで、真ん中に髪の毛をまとめてセットします。

前髪の生え際が後退している方

前髪の生え際が後退している方は、短めのマッシュが似合います。
トップの髪の毛を前に持ってくるイメージで、後退してしまっている部分をカバーするような髪型がおすすめです。
マッシュは梳かない髪型となるので、髪の毛の厚みがでてしまうため、ショートのマッシュが似合うと思います。

M字の薄毛が気になる方

男性型脱毛症AGAが1番最初に発症しやすい部分となりますので、M字の薄毛は気にしている方は多いと思います。
M字の方の髪型ですと、髪の毛を長くして薄毛部分を隠している方が多いイメージですが、ベリーショートぐらいの短髪が似合う髪型となります。
サイドや後ろの髪は刈り上げることをおすすめします。
髪の毛を真ん中に寄せてセットを行うか、前にもってきて下すなどして薄毛の部分をカバーする形がいいと思います。

美容師時代からの経験則

西川の美容師時代は、薄毛の部分によってお客様がお洒落に見える似合う髪型にカットしていました。
美容院でオーダーする際も、薄毛が気になる部分によって似合う髪型を意識してオーダーするとお洒落になると思います。

薄毛が目立つNGな髪

・分け目をしっかりつけるような髪型
・ミディアムヘア
・ロングヘア

髪の毛との間に隙間ができてしまい、薄毛の部分が目立ってしまうのでNGな髪型となります。
襟足や耳回りが長いと、トップにボリュームないように見えてしまいますので、
サイドや後ろの髪の毛は全部カットして、全体的にボリュームがあるように見せるようなイメージとなります。

ドライヤーのコツ

ドライヤーのかけ方によって、セットのやりやすさなどがわかってきます。
ドライヤーを上から乾かすと髪が寝てしまいますので、横から風をあてて全体に空気が入るように
ふんわりボリュームが出るように乾かすのがコツとなります。

【ドライヤーの向きによる変化】
・下から乾かすと毛が立つ
・上から乾かすと毛が寝る

ドライヤーの方法を意識しながら、全体に自然に空気が入るような形で乾かしてあげるとセットがしやすくなると思います。

まとめ

・基本はショートやベリーショートが似合う
・髪が長いほど薄毛が目立つ
・気になる場所によって髪型を変える