AGAになってしまった時、植毛と発毛治療で迷われる方が多くいらっしゃいます。
治療法が選べる今、実際に薄毛治療を始めようと思っても、どの治療を選べば良いのか迷ってしまうのではないでしょうか？
今回は植毛と発毛治療を比べ、メリット・デメリットを解説いたします！

発毛治療を選んだ人の理由

当クリニックの患者様の中にも植毛と発毛治療両方を検討した結果、発毛治療を選んだという方も多くいらっしゃいます。

植毛を選ばなかった理由は主に以下の通りでした。
・生え際と頭頂部が薄くなっており植毛をしたいと思ったが、今後AGAが進行した場合、植毛箇所以外が薄くなり毛量が多い箇所と少ない箇所で、見た目的な違和感が出てきそうで行わなかった

・今植毛を行っても、数年後にはAGAの進行が進み、植毛したくても移植する自毛がなくなりそうなので、発毛治療を選択した

発毛治療を選んだ方は今の見た目よりも数年後のことを考えて選ばなかったという方が多いです。

植毛治療はどういう人に向いている？

植毛が向いている人
・薄毛の気になる場所が局地的である場合
※女性が顔回りだけに少し植毛するケースなどは小顔効果が感じられます

植毛が向いていない人
・薄毛治療を目的に植毛を行う方
薄毛を隠す目的で植毛を選んでしまうと、AGAが頭全体的に進行してきた場合には植毛が追い付かない可能性があります。
自毛での植毛を希望している場合は、その箇所を補えるほどの自毛が必要であるため、将来植毛したいと思ってもどこまで薄くなるのかわからないことから、まずは今ある髪の毛を減らさないことを最優先考える必要があります。

植毛治療の特徴は？

メリット
・植毛をすると一時的に髪の毛がフサフサに見える

デメリット
・時間の経過とともに、髪のもともとの髪質やクセなどが出て、施術箇所が不自然に見える
・AGAが進行してきた場合、植毛を行った箇所のみびっしりと毛が生えているような不自然さや違和感がある仕上がりになってしまう

先述のとおりAGAは進行性であることから、植毛では根本的な解決にはならず、植毛後も自毛の減少が予想されます。
そのため、植毛を希望している場合でも、そのスタイルを維持するためにはある程度の自毛が必要であるため、必然的に発毛治療も必要となります。
しっかり発毛治療した方が自然に増えますので、併せて検討が必要です。

植毛治療をするタイミングは？

服薬や注射の治療だけではAGAの進行を抑えられず、頭髪がどんどん減ってしまうほど症状が進行してしまった方は、治療をしたいと思っても既に機を逸している可能性があります。
そのような場合には、植毛で改善させる方法が有効かもしれません。

植毛後にAGAが進行すると見た目が変わってしまう事や、毛根が完全に根絶してしまうと発毛治療ができないことを考慮すると、植毛治療のタイミングはAGAが強く進行している方や発毛治療が難しくなってからが良いと考えています。

発毛治療を行う場合もタイミングが重要です。
AGAは必ず進行してしまうため、早期に治療を開始することが重要です。
早め早めの予防に勝る治療はありませんので、しっかりと薄毛予防に力を入れて頂くことが良いと考えます。

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