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「最近、昔より髪のうねりが強くなった気がする」
「トリートメントをしてもツヤが出ない……」
そんなお悩みはありませんか?
実は、くせ毛の原因は遺伝や加齢だけではなく、「頭皮のカビ(菌)」が原因かも!?
「髪がうねるのにカビが関係しているの?」と驚かれる方も多いでしょう。
今回は、意外と知られていない「頭皮のカビ(菌)」と「くせ毛」の驚きの関係性についてお話しします。
くせ毛になる主な原因とは
一般的に、くせ毛は生まれつきの遺伝(先天的要因)や、加齢による頭皮の老化が主な原因です。
しかし、最近では特定の「菌」が髪質を悪化させている可能性が指摘されています。
くせ毛を引き起こす意外な正体、それは「マラセチア菌」というカビ(真菌)の一種です。
この菌は誰もが持っている「常在菌」なのですが、頭皮の皮脂が過剰になるとそれをエサにして異常に増殖し、フケや痒みを伴う「脂漏性湿疹・脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」の原因菌として知られています。
では、なぜこの「マラセチア菌」が「くせ毛」を招くのでしょうか。
菌が増殖して毛穴の中で炎症が起こると、内部でたんぱく質が詰まってしまいます。
厄介なのは、この詰まり方が「不均一」であることです。
ムラのある詰まり方をすることで毛根そのものに歪みが生じ、そこから生えてくる髪がボコボコと歪んでしまったり、チリチリと波打つ「くせ毛」になってしまうのです。
髪のツヤと加齢の関係性
「子どもの頃や10代の時は髪がツルツルだったのに」と感じる方は多いはずです。
髪のツヤの決め手は、髪の表面に「うねり」がないことです。
うねりがあると光が乱反射し、どんなにケアをしてもツヤが失われて見えてしまいます。
肌が老化するように、頭皮も老化します。
加齢とともに、「昔に比べてうねりが強くなった」「最近、頭皮がベタつく」「フケが出やすくなった」と感じている方は要注意です。
老化による頭皮環境の変化がマラセチア菌の繁殖を招き、さらなる髪質の悪化を招いている可能性があります。
マラセチア菌の繁殖を抑える対策
菌を減らそう、清潔にしようとして、「洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗う」のは、実は逆効果(NG行動)です。
洗浄力の強いシャンプーで必要な皮脂まで取りすぎると頭皮が乾燥し、守ってくれるはずの良い常在菌までいなくなってしまいます。
結果として炎症が強まり、さらに菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。
■自宅でできるケア
大切なのは、「適度な洗浄力」と「高い保湿力」を両立するシャンプー選びです。
頭皮を理想的な「弱酸性」に保ってくれるシャンプーは、汚れは落としつつも、潤いをしっかり残すことで、菌のバランスを整えることができます。
■ヘアサロンでのケア
セルフケアで補いきれない部分は、プロの力を借りるのも有効です。
ヘッドスパを定期的に受けることで、毛穴の奥に詰まった酸化汚れや菌のエサとなる皮脂を取り除き、頭皮の水分・油分バランスを整える、しっかりとした集中ケアができます。
■毛髪クリニックでできるケア
頭皮への注射治療などは、薬の内容によっては頭皮の炎症を抑える作用があるため、脂漏性湿疹の状態を改善し、健康な髪が生える土壌を取り戻します。
まとめ
今回は、くせ毛とカビの意外な関係についてお話ししました。
「くせ毛だから仕方ない」と諦めていたそのうねり、実は頭皮の炎症を抑えることで改善の兆しが見えるかもしれません。
クリニックでは薄毛に限らず、白髪やくせ毛、フケ・痒み、円形脱毛症など、毛髪や頭皮に関するあらゆるお悩みを解決しています。
一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。
記事監修者

Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
Dr.TOUHI
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頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。






