5分で髪のお悩み解決!?~セルフ頭皮マッサージの方法を解説~
目次
5分で髪のお悩み解決!?~セルフ頭皮マッサージの方法を解説~
今回は、自宅でできるセルフマッサージについてお話をします
頭皮マッサージの重要性
頭皮ケア頭皮マッサージの重要性は色んな場所でお伝えしてきました。
2、3分セルフで頭皮のマッサージをするだけで、6ヶ月後の髪の太さはマッサージしない人に比べて太くなるというデータが論文として出ています。
薄毛に悩んでいる人はもちろんのこと、髪質自体もコシやハリが出てきて改善してくると思いますので、是非皆さんにやってもらいたいセルフケアになります。
YouTubeでは実際にセルフケアを行なっていますので、是非合わせてご覧ください。
頭皮の保湿
皮膚を柔らかくするマッサージが重要なのですが、あんまり強くこすりすぎたり、指先でガシャガシャすると、乾燥してカサカサになったり、フケとかが出たりする場合があります。その場合は、クリームを適量指先につけてから頭皮に優しくしっかりと刷り込ませていきましょう。
この時、頭皮に沿わせる感覚が重要です。髪の外側から保湿クリームを塗るのではなく、髪の内側、頭皮に塗り込むことに気をつけていきましょう。
効果的な頭皮マッサージ方法
頭皮を保湿したら、マッサージをしていきます。
頭皮マッサージですから、頭皮をしっかり動かしていきたいですよね。
頭皮がたるんでくると、顔のシワやほうれい線の原因にもなります。
毛の上から表面的に触るのではなく、毛の中からしっかり頭皮に触って、沿わせるように筋肉を剥がしていくことがポイントです。
基本は、上から押さえるのではなく、手のひらで下から上に引き上げるように頭皮を動かします。リフトアップをキーワードにすると分かりやすいですね。
指先よりも手のひらの方が力が入りますから、手のひらでグッと押し上げる感覚を大事にしてください。
手のひらでグルグルと回すように頭皮を動かしてあげるのもおすすめです。
右方向に回してあげたら、今度は逆に左方向に回してみましょう。
おすすめのタイミングは風呂上がりです。皮膚が柔らかくなっている時にやると、より効果があります。
次のポイントは頭の鉢です。
日本人の特徴として、頭の鉢が角張っていて後頭部は絶壁の方が多いとされています。
頭の形が丸いと血の循環も良いのですが、角張っている箇所があるとそこだけ循環が悪くなります。鉢の部分が張って硬くなっている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
両手で挟むようにして、手のひらで鉢の部分を押してあげると、良い刺激になるはずです。
頭皮マッサージを継続的に行う重要性
これらの動作を、毎日継続して行うことが重要です。
1回3分もかからないセルフマッサージですが、毎日行うことで頭皮の柔軟性が出てきますし、髪質も改善していきます。
肌は、28日周期のターンオーバー(細胞が一定の周期で入れ替わること)で生まれ変わっています。つまり、最低1ヶ月は続けないと効果は出てこないと見た方がよいでしょう。
しかし、続けていけばいずれは髪のコシやボリュームが変わってくるケースが多いです。
特に、髪は1ヶ月に1cmしか伸びません。何ヶ月も続けていくことが、髪の根本的な改善に繋がっていきます。
是非とも習慣にしてみてください。
よい土壌、よい頭皮を作る
肌は年齢と共に老化していきます。
AGAは、髪の毛が老化しているのではなく、頭皮の老化が原因だと私たちは考えています。
植物に例えるなら、植物が枯れる時は土自体が悪かったり栄養がなかったり、水が与えられなかったりすることがほとんどではないでしょうか。それと同じで、パサパサの頭皮、脂っぽい頭皮が結果として髪に良くない影響を与えているのです。
継続的な手入れが、頭皮、そして髪を良いものに変えていきます。
このコラムやYouTubeチャンネルでは、今後もセルフケアのご紹介をしていく予定です。
是非ともご覧ください。
まとめ
マッサージの前にできれば保湿を!
マッサージは頭皮を動かすことを重視!
まずは1ヶ月以上継続してみよう
記事監修者
Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
Dr.TOUHI YouTubeチャンネル
わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。