●●をやめればくせ毛が治ります。強いくせ毛を治す方法とは?
目次
●●をやめればくせ毛が治ります。強いくせ毛を治す方法とは?
今回は、強いくせ毛を治す方法について解説します。
くせ毛の人がやりがちな間違い
櫛で梳かせないようなくせ毛の人がやりがちな間違いがいくつかあります。
まずは「頭皮や髪にトリートメントを塗りたくる」ことです。トリートメントを付ければ髪がサラサラになる、髪がキレイになると思われがちですが、実際は必要以上に付けても全く意味がありません。
そして、「縮毛矯正を何年も定期的に行う」「毎日ヘアアイロンをかける」「ヘアワックスやヘアスプレーを大量に使って髪を固める」「髪を強く結んでしまい頭皮に負担をかけてしまう」これら全てのことが逆効果です。
縮毛矯正やアイロンをやらないと外出するのが嫌だという気持ちは分かります。デートに行く時や外出して誰かに会う時は髪形って重要ですよね。多くの人がそう思うでしょう。しかし、このまま間違ったヘアセットを続けてしまえば、負担が増えることで頭皮の質が悪くなり髪質に悪影響を及ぼしてしまいます。髪質を改善するためには、土台となる頭皮の質を改善することが重要です。頭皮を改善しなければ髪質は改善しません。まずは大元を変えるための対策をしていきましょう。
頭皮の質と髪質の関係
顔のケアと同じく、頭皮も頭皮のケアを行うことが重要です。
顔と頭皮は1枚の皮で繋がっているので、頭皮も保湿をしてあげましょう。
そして、「トリートメントを頭皮に付けない」「ドライヤーは低温で乾かす」「髪を強く結ばない」「ヘアアイロンは温度を1番低くする」これらのことにも注意しておくと良いかと思います。
縮毛矯正の思わぬ落とし穴
縮毛矯正もなるべくやめた方が良いです。通常の毛は毛根側から中間にかけてストレートで毛先がカールしています。しかし、縮毛矯正したくせ毛は毛根側から中間にかけてくせ毛で毛先だけストレートになります。結局は、ずっと縮毛矯正を続けなければいけなくなってしまいますので、どこかのタイミングで、くせ毛対策を変えていくと良いかと思います。半年や2~3か月に1回のペースで縮毛矯正を続けることで髪質はどんどん悪化していきます。縮毛矯正は最初が1番キレイな髪になります。そこから縮毛矯正を続けていくうちに効果が薄まり、髪を傷めてしまうだけでなく頭皮の質も悪化させてしまうのです。
縮毛矯正をやらなくなった結果
縮毛矯正はやめて長期的に髪質を改善することをお勧めします。最初は髪が広がるかもしれませんが、伸びてきた毛が毛先まで全て自分の毛になった時に髪質が改善したことを実感できるかと思います。頭皮に悪い習慣をなくして良い習慣をつけていくことで負のスパイラルから抜け出すことができるのです。良くすることは必ずできます。ただ、髪質改善までの工程をしっかり理解して継続できるかが重要です。
まとめ
髪質の変化は頭皮の質の変化です。
良い髪を作るには良い頭皮が必要となります。
頭皮ケアを長期的に行うことが重要です。
記事監修者
Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
Dr.TOUHI YouTubeチャンネル
わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。