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クサいは消せる!頭皮の臭いを消す方法。

クサいは消せる!頭皮の臭いを消す方法。

目次

    クサいは消せる!頭皮の臭いを消す方法。

    今回は、頭皮の臭いを消す方法について解説します。

    加齢と体臭の関係

    頭皮は体の中で皮脂の分泌量が一番多い場所です。男性でも女性でも臭いがキツい人は結構居ます。加齢臭は50歳頃から出てくると言われていますが、やはり年齢を重ねることによってクサい臭いが出やすくなっていきます。一方、赤ちゃんはミルクのような良い香りがしませんか?これは香りの良い成分が体から出ているのです。ラクトンという成分で、赤ちゃんの体臭に含まれる、ミルクのようなほのかに甘い香りがします。ラクトンは20代にかけて急激に分泌量が減少します。20代で少し出るくらいで、30代でほぼ全く出なくなります。人体から分泌される汗や皮脂の量は30代がピークとなり、良い臭いであるラクトンの分泌量がほぼなくなるため、体臭を気にする人が多くなります。

    頭皮の臭い対策

    頭皮の臭い対策としては、シャンプーが重要です。汗はお湯で流れますが、皮脂はお湯で洗い流せません。顔のクレンジングと同じで頭皮をオイルでクレンジングし、皮脂をしっかり浮かせてあげると良いでしょう。皮脂を浮かせた後に、シャンプーをしてあげることが理想かなと思います。お風呂に入る前に、頭皮にオイルを塗りこむようにマッサージした後、シャンプーをすると汚れが落ちやすくなります。シャンプーだけで汚れを落とそうとすると、洗浄力の強い界面活性剤を使わないといけないので、頭皮が乾燥してしまい菌が繁殖して臭いの原因になってしまいます。アトピーやアレルギーの人は乾燥していることが多いため、オイルでクレンジングしてからシャンプーをすると頭皮への負担を減らし、肌の状態を良くすることが出来るのではないかと思います。
    シャンプーについて、髪の長い女性に特に多いですが、シャンプーの洗い残しが結構あるので、すすぎも重要です。シャワーヘッドを頭皮に直接当てて洗い流すと良く流れるのでお勧めです。
    その後はドライヤーで乾かしますが、この時も高温で乾かすと頭皮と髪が乾燥してしまうので、低温のドライヤーで時間をかけて髪を乾かしましょう。生乾きの状態というのは、洗濯物でも臭いますよね。生乾きの状態は菌が繁殖しやすい環境になるため、髪をしっかりと乾かすことが重要です。ドライヤーの冷風でも問題ありませんので、時間はかかるかと思いますが、低温でしっかりと乾かすようにしてください。

    食生活と体臭・頭皮の臭いの関係

    ダイエットなど野菜中心の生活をしていると、臭いがなくなった、体臭が変わったということに気づいている人も居るかと思います。体臭は特に動物性脂肪やニンニクなどを摂取すると強くなります。ニンニクは口からだけでなく、体からも臭いがしますよね。摂取する食べ物によって体臭は変わってきます。

    皮脂と頭皮の臭いの関係

    頭皮の臭いや体臭を消すためには、運動やサウナで汗をかくことが重要です。定期的に汗をかくことで臭いはなくなっていくと思います。汗にはクサい臭いはなく、皮脂が臭いの原因になるので、運動やサウナで汗を流すことが重要です。

    まとめ

    シャンプーやトリートメントをする際のケア、食生活を整えることで体臭は改善できる。
    頭皮の臭い・体臭は体の状態や食生活のバロメーター。

    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI YouTubeチャンネル

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