今回は増毛目的のエクステについて、当クリニックの見解や、メリット・デメリットなどをお伝えしたいと思います

増毛目的のエクステのメリット・デメリット

増毛目的のエクステは、髪を増やす選択肢の一つであると分かっているものの、この方法は薄毛にお悩みの方に本当に寄り添えているのだろうか？昔から疑問に思っていました。
当クリニックにご来院くださる患者様の中にも、増毛目的でエクステを利用されている方もいらっしゃいますが、ヘッドスパを施術の際などに伸びた髪の根元に施術中の指が引っかかりやすく、大切な髪を傷つけてしまわないように注意を払って施術をしています。

■増毛目的のエクステのメリット・デメリットをお伝えいたします

薄毛になっているということは、髪自体も細く弱っているはずのところへ重たい毛束をつけるため、髪や頭皮に負荷がかかるため抜ける予定ではなかった髪がぬけてしまうなど余計に薄毛を助長するということも起こり得ます。
対症療法を続けた結果、どんどん薄毛を進行させてしまう悪循環に陥る可能性があるのです。

一時的な対策ではなく根本的な治療を

増毛目的のエクステはやめた方がいいと分かっているものでも、目に見えて薄毛が進んでしまうと一時的な見栄えを気にして対症療法に頼ってしまいがちですが、クリニックでの症例をみても、後々のことを考えても根本的に治療する方法がお悩み解消の近道であると考えています。
今は医療が進んでおり、安全で効果の高い治療がたくさんあります。
そういった知識をしっかりと伝えて一人でも多くの方が正しい薄毛の知識、お悩みを根本的に解決する治療方法を知ってくださると良いと思います。

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増毛目的のエクステと内服薬治療にかかる費用の比較

薬や注射での治療というと、費用などの面でも不安を感じる方がいらっしゃると思います。
しかし、エクステで増毛することは、今ある髪を危険にさらして一時的に見栄えをよくするもので、エクステも髪が伸びてくると定期的なメンテナンスが必要となり、髪型を維持するためには費用も時間もそれなりかかると思います。
そう考えた時に、増毛目的のエクステと内服薬治療にかかる費用を比較すると、月々の費用・出費はそんなに変わらないのではないでしょうか。

もしも費用や出費が同程度であった場合、長期的に髪形や毛量を維持することを目標とすると、エクステを維持した場合は、エクステをつける毛髪が減ってエクステでの毛量維持が不可能になる可能性があります。
薄毛治療の内服薬を継続する場合は、薄毛の進行を防ぐ効果が認められており、薬を併用することで毛量を維持するだけでなく、毛髪が太くなり、発毛効果で毛量が自然と増えていくことが考えられます。

一時的な対策ももちろん大事ですが、薄毛は徐々に進行してしまうため、当クリニックの見解としては、土台から良くしていく治療が結果的には1番良いと考えています。

まとめ

増毛目的のエクステは一時的な対策なので、根本的な解決をしない限り薄毛が進行し、お悩みが解消することはありません。
エクステの維持にかかる費用と、お薬で治療する費用を考えると同じくらいであることが多い。
薬や注射でしっかりと治療することで、お悩みの根本的な解決に向かっていくことができる。