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頭皮と紫外線の関係性

2024.11.29
頭皮と紫外線の関係性

目次

    今回は、紫外線ダメージにおける頭皮と毛髪の影響についてお話します。

    夏・秋はもっとも紫外線量も多く、頭皮や毛髪にもダメージが蓄積しやすい時期です。
    春・冬も夏と比較すると照射量は少ないものの、夏と同様に紫外線は降り注いでいるため、年中注意が必要です。

    紫外線を浴びることによるAGAへの影響についてもよく質問を受けますが、紫外線を浴びたことが直接の原因でAGAを発症するということはありません。
    しかし、紫外線を浴びたことにより頭皮にダメージを受け、頭皮環境の悪化からAGAが進行してしまう、治療中であれば治療効果が落ちてしまうなどといった影響は大いにあると思います。
    紫外線を浴びると肌にダメージを受けるというのは想像できると思いますが、では具体的に頭皮や髪にどんなダメージがあるのか?
    おすすめのケア方法についても併せてご紹介します。

    紫外線による頭皮への影響

    頭皮もお顔と1枚で繋がった同じ肌ですので、顔の肌と同じように考えてもらうのが一番分かりやすいと思います。
    紫外線を浴びると表皮で大量の活性酸素が生み出され、このような反応が続くと表皮細胞の代謝が衰えて肌が老化し、シミ・シワなどができやすくなります。

    太ももの内側や二の腕の内側など、紫外線があまり当たらない場所の肌はツルツルしていませんか?
    本来のお肌にはそれくらいのポテンシャルがあるはずなので、お顔も一切紫外線を浴びていなければ太腿の内側くらいツルンとした肌であったはずです。
    このように、紫外線による老化が原因で、たるみ・シミなどトラブルがでると、頭皮環境が悪くなり、髪の生える土台が悪くなることで今生えている髪だけでなく新しく生えてくる髪質にも影響が出てしまい、結果的に髪の質も悪くなるという悪循環が起こってしまうのです。

    ▼頭皮と顔の老化の関係についても詳しくお知りになりたい方はこちらもご覧ください
    顔の老化は頭皮から!元美容師が改善方法を徹底解説!

    髪への影響

    紫外線を受けると髪表面のキューティクルにダメージを受けます。
    キューティクルとは、鱗のように髪の表面を覆う組織で、幾重にも重なり髪の毛に必要なタンパク質や水分などが逃げないよう保護する役割をしています。

    キューティクルにより守られていると、多少の紫外線をうけても影響はありませんが、強い紫外線を長時間浴び続けると、髪が日焼けしてダメージを受け、そこから髪内部にある髪の毛を構成しているタンパク質が影響を受け壊れてしまい、必要な水分や油分が保てず髪の毛がパサパサになってしまいます。
    色を抜いた覚えがないのに髪色が明るくなるのは、髪が焼けしダメージを受けているサインなのです。
    摩擦やカラーでキューティクルが剥がれてしまうと、髪内部が直に紫外線の影響を受けることになるため、その影響は計り知れません。
    ブリーチなどで明るい髪色にしている方は特に注意が必要です。

    ▼カラーや白髪染めが頭皮に及ぼす影響についてもお知りになりたい方はこちらも是非ご覧ください
     

    頭皮の紫外線対策

    気象庁の観測データからも、紫外線量は年々増え続けているということがわかっており、肌の老化や髪のトラブルに紫外線の影響があることは明らかです。
    そうするとやはり年中紫外線対策が必須であることは間違いありません。
    既に顔や腕などに日焼け対策をしているという人も、今のケアでは髪や頭皮を美しく保てないということになります。
    では具体的にどのような対策が有効なのでしょうか?

    【紫外線対策】
    ・帽子
    帽子も有効です。
    ただ、帽子は長時間使用し蒸れてしまうと、違う頭皮トラブルを引き起こす可能性があるため、なるべく通気性の高いものを外出時・日に当たる時だけ帽子被るようにしましょう。

    ・日傘
    日傘をさす男性も増えており、こちらも有効ですが日傘は色や素材によってUVカット率・遮熱など効果が異なります。
    また、UVカット効果は永久的ではなく、日傘は寿命があるため注意が必要です。

    ・日焼け止めスプレー
    便利なことからスプレータイプ使用している方も多いと思いますが、手軽さの反面、軽く吹き付けるということは持続力やカバー力は弱めです。
    スプレーは付いてほしくない場所にもついてしまう可能性があるうえ、満遍なく塗布するのは難しいことがネックです。

    ・UVカット効果のある天然オイル
    紫外線をブロックしてくれる天然オイルを使用することで、乾燥を防ぐだけでなく髪や頭皮をパサつかせることなく紫外線ケアもできます。
    つけすぎるとベタベタしますので少量から試し、適量をつけてください。
    頭皮は乾燥しやすいため、お出かけ前などには頭皮用のクリームを塗ってからオイルを塗るなど併用すると効果的です。

    ▼おすすめのケア用品
    ・Dr.OIL

    「ダメージヘアの補修」もできる進化型ヘアオイル
    独自の黄金バランスにより、ベタつきにくい手触りを実現。
    コーティング剤を一切含まないため、髪のトラブルを、気にすることなくスタイリングにも毎日ご使用いただけます。

    ・Dr.TOUHI 美容液

    Dr.TOUHIには紫外線ダメージを緩和させるオリーブ油や、抗炎症作用のある甘草根エキスなどが配合されており、抗炎症・育毛作用のあるセンブリエキスなどが配合。
    紫外線予防効果のあるホホバ油も配合しておりますので頭皮の日焼け予防としてもお使いいただけます。
    お出かけ前のご使用もおすすめです。

    商品の詳細はこちらからご確認いただけます。
    Dr.TOUHI 公式オンラインショップ

    日焼け後のアフターケア

    紫外線対策をしたとしても、やはり頭皮や髪が日焼けしてしまうこともあると思います。
    日焼けしてしまった後は肌の修復に時間がかかるため、しっかりアフターケアをすることが大切です。

    ヘッドスパなどのスペシャルケアも効果的ですが、一日だけのケアではリカバリーできないため、家で毎日行うスキンケアやマッサージなどのホームケアが重要です。
    紹介したDr.TOUHIは紫外線ダメージを受けた頭皮のアフターケアにも最適なので、是非お試しください。

    また、他に有効な方法としては、髪の分け目を変えることも是非お試しいただきたいです。
    分け目を同じ場所にしていて、日焼けしている方を見かけませんか?
    自分ではなかなか気付きにくいことですが、特定の部分に紫外線が当たり続けないよう、分け目を変えることで日焼けや頭皮へのダメージを分散させることができます。
    慣れた場所で分けてしまいがちですが、本当に髪を大切にしていきたいのであれば、左右にすこし変える程度でも効果はありますので、意識して分ける場所を変えることをお勧めします。

    まとめ

    紫外線量は年々増え続けているので、既に顔や腕などに日焼け対策をしているという人も、今後は頭皮や髪を含めてしっかりと紫外線対策をすることが必須になる。

    帽子や日傘も有効だが、紫外線対策ができる天然オイルの使用が毎日のスタイリングにも使えておすすめです。

    特定の部分に紫外線が当たり続けないよう髪の分け目を変えて、日焼けや頭皮へのダメージを分散させましょう。
    日焼けしてしまった後はお肌の修復に時間がかかるため、しっかりアフターケアをすることが大切です。

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    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI YouTubeチャンネル

    わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
    頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。