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話題のiPS細胞で髪質改善⁉ うねり毛・くせ毛の原因は頭皮の老化だった!

話題のiPS細胞で髪質改善⁉ うねり毛・くせ毛の原因は頭皮の老化だった!

目次

     「昔はストレートだったのに、最近うねりやクセが気になる」「年々髪質が変わってきている」このような髪質の変化に関するお悩みが、数多く寄せられています。
    実際に、髪質治療を求める患者様のご来院も年々増加しており、これは現代人が抱える深刻な美容問題の一つとなっていると感じています。
    そこで今回は、美容師と毛髪専門医による専門的な視点から、年齢による髪質変化の根本的なメカニズムと、最新のiPS細胞治療を含む効果的な対策方法について詳しく解説していきます。

    うねり毛・くせ毛への髪質変化

    年を重ねるごとに強くなるうねりやクセ毛には、頭皮の老化という避けられない生理現象があります。
    当クリニックに初診で来られる方の中で、全く頭皮ケアをせず、気にもかけていなかった方の頭皮をマイクロスコープで観察すると、多くの場合、ハリのないシワシワの状態が確認されます。
    そのような方の頭皮は乾燥状態であることが多く、「頭皮にシワができています」とお伝えすると、驚かれる方もかなりいらっしゃいます。

    仕事柄、子どもから外国人まで様々な方の頭皮を診る機会がありますが、頭皮が荒れている、乾燥している、日焼けなど何かしらのトラブルが見られる頭皮は多く、自分の頭皮状態を知らない人が多いことが分かります。

    自分の頭皮状態を正確に認識することは、効果的な髪質改善への重要なステップです。
    マイクロスコープを購入して自分の頭皮を観察するなど、まずはご自身の頭皮状態を客観的に把握しておくことが、予防やケアをするうえでとても大切だと思います。

    ▼頭皮トラブル・くせ毛について詳しくお知りになりたい方はこちら
     

    原因は頭皮の老化

    お顔の肌が年齢とともにシワやたるみを生じるのと同じように、頭皮もお顔の肌同様、老化によってたるみやシワが発生します。
    頭皮にたるみやシワができると、お顔のたるみにもつながってしまいます。
    また、頭皮のたるみは毛穴の歪みも引き起こし、毛根の形も歪めてしまうことがわかっています。
    歪んだ毛根から生えてくる髪は、生えてくる前から歪みやうねりが起こっているため、ボコボコ・ジリジリとした質感でうねりをもって成長し、これが髪質に影響するのです。

    女性特有の要因として、ホルモン変化が髪質に影響を与えることもわかっています。
    女性の場合、頭皮の老化に加えて、エストロゲンという女性ホルモンが年々低下することで、髪質も変化していきます。
    これに関しては自然な生理現象であり、どうしようもない側面もありますが、単一の対策ではなく、体質改善などによる複合的なアプローチにより改善が期待できます。
    これらのメカニズムを理解することで、適切な対策を講じることが可能です。

    最先端の再生医療で髪質改善

    再生医療の著しい進歩により今後は、iPS細胞技術を活用した点滴治療やお顔の肌への直接的な治療など、トータルなアンチエイジングアプローチが可能になります。
    これにより、毛髪治療に関しても、ホルモンバランスの乱れの改善と髪の状態の向上を同時に行うなど、従来では不可能だった根本的な髪質改善が期待されています。

    当クリニックでも頭皮・髪の治療がメインになりますが、トータルのアンチエイジングとして、iPS細胞の技術を使った再生医療で点滴治療や、頭皮にもお顔の肌にも注射できるような治療を今後導入していく予定です。
    再生医療の進歩がもたらす新たな可能性にご期待ください。

    日々のケアで髪質改善

    最先端の治療も有効ですが、治療と併せて自宅などで日々の習慣として頭皮もスキンケアを行うことが、髪質改善には欠かせません。
    お顔の肌を毎日スキンケア、毛穴ケアをするように、頭皮も日々スキンケアで整えていくことで、頭皮の肌質が改善し毛穴の形が整い、毛根の形状も正常化されます。
    これにより、健康的な髪が生えやすい環境を整えることができます。

    具体的なケアとしては、頭皮の保湿が最も重要になります。
    お顔の肌と同じであると考え、毎日お顔と同様の重要度で頭皮の保湿してあげてください。
    それだけで肌質がとても良くなり、それによってたるみも改善し、髪のうねりも改善していきます。
    実際に、毎日の頭皮保湿を継続している患者様を例に挙げると、診察の度に記録するマイクロスコープ写真を比較しても、以前より頭皮の色味が明らかに改善され、より健康的な状態になっていることがわかりました。

    ▼頭皮ケアの重要性についてお知りになりたい方はこちら
     

    自宅でできるケアとしては、頭皮マッサージも有効です。
    頭皮にお悩みのある方は総じて頭皮が硬い傾向にあり、栄養を必要とする場所へ届けるためには頭皮の血流改善も必要不可欠です。
    物理的なアプローチで頭皮のたるみを引き上げるイメージで、1日30秒から1分程度の短時間でも構いませんので、毎日継続的にマッサージを行うことで変化が期待できます。

    ただし、マッサージも乾いた頭皮に行うと、摩擦で余計に乾燥しフケの原因になりますので、頭皮美容液などを使用し、乾燥や摩擦の起こりにくいタイミングで行うと、刺激も少なくお勧めです。
    是非お試しください。

    ▼頭皮マッサージのメリット・役割についてお知りになりたい方はこちら
     

    まとめ

    保湿と適度なマッサージによる日常ケアを継続することで、毛根の形状が整い、健康的な髪質の回復が期待できます。
    年齢による髪質の変化は、主に頭皮の老化と女性ホルモンの変化によって引き起こされる複合的な現象です。

    根本的な改善のためには、再生医療と日常的な頭皮ケアの両方が重要な役割を果たします。

    今後iPS細胞治療という革新的なアプローチが、従来では不可能だった根本的な髪質改善を可能にする可能性があります。
    髪質の変化にお悩みの方は、これらの専門的な知見を持っているクリニックに相談にすることをお勧めします。
    最先端医療技術と実践的なケア方法の両面から、あなたの髪質改善をサポートする貴重な情報が得られるはずです。
    総合的なアプローチで髪質改善に取り組んでみてください。

    ▼頭皮ケアについてもっとお知りになりたい方はこちらもご覧ください
     

    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI
    YouTubeチャンネル

    わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
    頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。