【2023年】AGA治療の最先端は?諦める前にクリニックに相談しよう
目次
出典:pixta.jp
AGA治療の最先端を知りたい方に向けて、2023年11月時点の情報をまとめました。
AGAの概要や治療の主な種類、選ぶときの注意点についても解説します。AGA治療の最先端をチェックしたい方は、参考にしてみてください。
記事の監修者紹介
勇 亜衣子(いさみ あいこ)
一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
Dr. TOUHI AGAクリニック 総括院長
【経歴】
東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。
2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr. TOUHI AGAクリニック」「Dr. TOUHI ヘアメディカルサロン」開院
AGA分野は世界中で研究が行われており、少しずつ治療法も進歩しています。
取り扱っている治療法もクリニックによって様々なので、どのような治療を提供しているのか、エビデンスに基づいた治療法なのか、などに気をつけながら検討してみてください。
AGA(男性型脱毛症)とは
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AGA(エージーエー)とは「Androgenetic Alopecia」の略で、男性ホルモン型の進行性脱毛症(※1)のことを指します。
正式名称に聞き慣れない方もいるかもしれませんが、成人の日本人男性にごく一般的に見られる脱毛症です。
「生え際が後退してきたような気がする」「抜け毛が目立つようになってきた」という場合は、もしかするとAGAかもしれません。
AGAは進行性の脱毛症なので、適切な対処をせずに放置していては症状が改善することはほぼありません。
また、自力でのケアが難しいことでも知られています。
AGAにはエビデンスに基づいた治療方法がいくつか確立されている(※2)ため、加齢によるものであると諦めてしまう前に治療に対応しているクリニックを受診してみましょう。
※1、2:“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
【2023年最新】AGA治療の主な種類
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AGAを発症しても、適切な治療を継続すれば症状を改善できる可能性は十分にあります。
AGA治療には種類がいくつかあるため、選択に悩んでしまう方もいるかもしれません。
ここでは、日本皮膚科学会が定める診療ガイドラインに則り、AGAの主な治療方法について紹介します。
AGA治療の種類 | 推奨度 |
内服薬治療 | ◎ |
外用薬治療 | ◎ |
低出力レーザー | ⚪️ |
自毛植毛 | ⚪️ |
成長因子導入 | △ |
細胞移植療法 | △ |
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
内服薬治療
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※画像はイメージです
内服薬治療では、飲み薬の服薬により治療を行います。
日本皮膚科学会が定める診療ガイドラインによると以下の成分がAGAに対し、「行うよう強く勧める」として推奨されています(※)。
・フィナステリド
・デュタステリド
薬の名称 | 主な成分 | 可能性のある副作用 |
プロペシア | フィナステリド | 肝機能障害 リビドー減少(性欲低下) 性機能障害など |
フィナステリド錠 | フィナステリド | 肝機能障害 リビドー減少(性欲低下) 性機能障害など |
ザガーロ | デュタステリド | 肝機能障害 リビドー減少(性欲低下) 性機能障害など |
デュタステリド | デュタステリド | 肝機能障害 リビドー減少(性欲低下) 性機能障害など |
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
※“厚生労働省 公式HP” 参照
外用薬治療
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外用薬治療は、塗り薬を頭皮に直接使用する治療方法です。AGA治療の場合、薄毛や抜け毛が気になる部分をカバーするように塗りこんで使います。
診療ガイドラインでは、AGAとFAGA(女性型脱毛症)に対して以下の成分が「行うよう強く勧める」として推奨されています(※1)。
・ミノキシジル
具体的な販売薬としては、厚生労働省の認可を受けている「リアップX5」などが有名です(※2)。
※1:“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
※2:“厚生労働省 公式HP” 参照
低出力レーザー
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低出力レーザーによるAGA治療では、人体に悪影響を及ぼさないレベルの弱いレーザーを照射します。
内服薬、外用薬と比較すると治療効果は下がるものの、副作用が軽度である点がメリットです。
低出力レーザーの機器は国内ではまだ認可を受けていませんが、診療ガイドラインでは「行うよう勧める」として効果が認められています(※)。
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
自毛植毛
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自毛植毛とは、薄毛が見られる部分に自分の髪を移植する治療方法のこと。
後頭部や側頭部など、髪の毛が多く残っている箇所から健康な「毛包」ごと移植するため、定着すれば通常の髪の毛のように生えてくる点が特徴です。
診療ガイドラインでは、先に紹介した治療を試しても効果が得られない場合に「行うよう勧める」とされています(※)。
また、植毛には自毛植毛の他に人工毛を移植する「人工毛植毛」もありますが、こちらはリスクが高いため推奨されていません。
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
成長因子導入
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成長因子導入では、成長因子(グロースファクター)などの成分を直接頭皮に注入します。
診療ガイドラインでは、有効性の確認が不十分であることや安全面のリスクといった観点から推奨されていない(※)ものの、今後が期待される治療として注目を集めている方法です。
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
細胞移植療法
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細胞移植療法は、髪の毛が多く残っている箇所の健康な頭皮などを採取して、液状化したものを薄毛部分に注入する方法です。
ただし、細胞移植療法も成長因子導入と同様に診療ガイドラインでは推奨されていません(※)。
医療の発達により有効性が認められれば、将来的に正式な治療方法として確立される可能性はあります。
※“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
AGA治療は医学的根拠のある治療方法を選ぶことが大切
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適切なAGA治療を継続することで、症状や見た目の改善は可能です。
一方で、一部のクリニックやサロンの中には独自で医学的根拠に乏しい治療の効果を謳っているところもあります。
AGA治療は常に進歩しているため、こういった治療に必ずしも効果がないとは限りませんが、まずはエビデンスが証明されている治療を受けることを優先しましょう。
AGA治療の最先端を知る方法
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ここからは、AGA治療の最新情報が気になる方に向けて、情報収集の方法を紹介します。
・ニュースや医療情報をチェックする
・専門家に相談する
ニュースや医療情報をチェックする
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ニュースや医療情報に目を通すことで、AGA治療の最新情報をチェックすることが可能です。
情報収集先の一例
・Web検索
・X(旧Twitter)やYoutubeなどのSNS
・ニュースアプリ
ただし、中には過剰な表現を行っているものや、広告を含む情報も存在します。
複数の媒体をチェックしたり、情報の出どころを確認したりするようにしましょう。
専門医に相談する
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AGAを自力で治すことは困難です。そのため、いずれの治療を行う場合も最終的にはAGA治療に対応しているクリニックを受診する必要があります。
治療に対して疑問や不安を抱えている方はもちろん、最新の情報を知りたい方も、まずは専門のクリニックに相談してみるのがおすすめです。
AGA治療は『Dr. TOUHI AGAクリニック』に相談しよう
『Dr. TOUHI AGAクリニック』は、AGA診療ガイドライン(※1)で推奨されているAGAの治療薬を複数種類取り扱っている(※2)AGA治療の専門クリニックです。
毛髪に関わる医療と最新のエビデンスを常に学び提供するというコンセプトのもと、個々人に合った治療プランを提供しています。
事前の相談も受け付けているので、治療するか迷っている方もまずは気軽にお問い合わせください。
※1:“男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版” 参照
※2:自由診療となります。
AGA治療×メディカルヘッドスパで健康な髪の土台づくりをサポートz
Dr. TOUHI AGAクリニックでは、医学的根拠のあるAGA治療だけでなくメディカルヘッドスパによる頭皮ケアも提供しています。
頭皮を清潔に保ち、すこやかな髪が育つための健康な頭皮づくりを徹底的にサポート!
美容師が一人ひとりの頭皮データやヒアリング内容をもとに、カスタムメイドのヘッドスパを行います。
豊富な中から選べる治療プラン
Dr. TOUHI AGAクリニックの治療プランはラインアップが豊富なところもポイント。
AGA治療とメディカルヘッドスパを組み合わせた「オリジナルプラン」のほか、できることはすべてやっておきたい方のための「フルサポートプラン」など、予算や状況に応じて自分に合った治療プランを選べるところが大きな特徴です。
また、経験豊富な美容師が一人ひとりに対してカウンセリングを行い、頭皮の状態に応じて治療プランを提案してくれるのも魅力の1つです。
AGA治療の最先端を試す場合は根拠があるか確認しよう
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AGA治療の最先端が気になる方に向けて、AGAの概要や治療の主な種類、選ぶときの注意点などを解説しました。
AGA治療を選ぶ際は最先端の情報を仕入れることも大切ですが、実際に治療を受ける際は効果が実証されているか方法かどうかを必ず確認しましょう。
自分で判断がつかない場合は、ガイドラインに記載されているAGA治療に対応しているクリニックで相談してみるのもおすすめです。
記事監修者
Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
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わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。