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早期治療で髪を生やす!AGAセルフチェック法を解説!

AGA
2024.01.26
早期治療で髪を生やす!AGAセルフチェック法を解説!

薄毛かもと感じていても、いきなりクリニックの受診はハードルが高く感じるものです。
今回は簡単な5つのチェック項目で、AGAかどうか判断する方法をご紹介します。

AGAのセルフチェック

セルフチェックはあくまでも、ご自身でAGAかどうかを診断するための簡易的なもので、本当にAGAかどうかは専門のクリニックや病院で医師の診断を受ける必要があります。
簡単なチェックで確認ができるので、クリニック受診の判断材料になるのではないかと思います。
是非お試しください。

チェック項目①:頭頂部と生え際の髪の毛にハリ・コシが無くなってきていないか
AGAで薄毛になる個所は「生え際」・頭頂部」・「またはその両方」と決まっています。
側頭部や後頭部が薄毛になることはありませんので、そのあたりの髪質と比べて頂くと分かりやすいと思います。
髪のハリ・コシが無くなってくると、ペタンとなるなどふんわりと立ち上がらずセットもしにくくなるため、まずはこのような変化がないかチェックしていただきたいです。

チェック項目②:産毛みたいな細い毛が増えていないか
頭頂部をご自身で確認することは難しいと思いますし、人に確認してもらう事もなかなか勇気のいることです。
写真での撮影も産毛など細部まで確認することはできないと思いますので、生え際でチェックすることが現実的だと思います。
鏡の前で前髪をあげておでこを露わにし、生え際から細くて短い毛がピンピンと飛び出ていないか確認します。
正常な状態は、生え際から太い毛が隙間なくびっしりと生えている状態ですので、毎日身だしなみで鏡を見る際に注意してみて頂くと変化にも気づきやすいかなと思います。

チェック項目③:頭頂部の地肌が透けて見えていないか
AGAが進行してしまった方に多く見られる症状です。
なかなか見えない場所ですので、症状が進行していることに気付きにくく、当院の患者様も実際にお写真を撮ってお見せすると、AGAの進行度合いに驚かれる方が少なくありません。
シャワーを浴びた後などの髪を濡らした状態で、地肌が透けてしまう方が多くいるのでシャワー後のチェックすることをおすすめします。
確認が難しい部分とはなりますが、写真や鏡を使い目視で確認するなどして定期的にチェックすることが大切です。

チェック項目④:生え際の髪の毛が後退してきていないか
生え際の後退はチェック項目②からさらにAGAが進行している状態です。
産毛が増えてくると生え際の境界が曖昧になってきますので、産毛が生えてないかを確認するのと同時に、昔と比べてどのくらい生え際が後退してきたかも併せて確認していただくと良いと思います。

チェック項目⑤:抜け毛が増えてきてないか
AGAが進行するとヘアサイクルが極端に短くなり、抜け毛の量が増えてきます。
朝起きた時の枕元やシャワー後の排水溝の毛の量が昔と比べて増えていないかというところをご確認いただければと思います。

冒頭でも申し上げましたとおり、AGAのセルフチェックはあくまでも、ご自身でAGAかどうかを診断するための簡易的なもので、本当にAGAかどうかは専門のクリニックや病院で医師の診断を受ける必要があります。
AGAは早期治療がカギなので、薄毛かもしれないと自覚することで治療のきっかけになればと思います。

AGAを決定づける3つポイント

上記の5項目でもAGAかどうかの簡易的なチェックはできますが、クリニックの医師は診断の際、次のような内容も重視しています。

診断時のポイント①:遺伝背景
AGAを発症する原因の9割は遺伝であるということがわかっています。
もし家族内に薄毛の方いらっしゃらないとしても、絶対にAGAにならないというわけではなく、家系に薄毛の症状がある方がいるとAGAを発症する可能性が高くなるため、血の繋がったご家族に同じように薄毛の症状がある方がいないかどうか、これは必ず問診でお聞きするようにしています。

診断時のポイント②:AGAの症状が出ている場所・パターン
実際に目視や触診で薄毛の進行や髪質のチェックをします。


診断時のポイント③:マイクロスコープの所見
健康な頭皮であれば、1つの毛穴から2~3本の太くてしっかりした毛髪が映えているはずです。
AGAの症状が出ていると、頭頂部や生え際の毛髪が弱々しく産毛になるなど毛髪の減少が目立ちます。
この症状はAGAにしか見られない特異的な症状ですので、これを確認出来たら間違いなくAGAであると断言できます。

頭部全体に薄毛が見られるケース・治療法

先述のとおり、AGAで症状が出る箇所は「生え際」・頭頂部」・「またはその両方」と決まっていますが、全体的に髪の密度が少ないなど頭部全体の髪が薄くなっているケースもあります。
この場合は複数の可能性があり、AGAが進行しきっている可能性とAGA以外の病気が原因で薄毛を引き起こしている可能性があるため、何に起因する薄毛なのかを確認することはとても大切です。

AGA以外の薄毛はAGAほど効果や治療法が確立されていませんが、一部の方にミノキシジルの内服薬やメソセラピー(頭皮への注射)で薄毛の改善がみられたとの報告もあります。
ただ、頭部全体で髪が薄くなる背景には生活習慣の乱れ、内臓系・ガンなどの病気が原因であることや、過度な食事制限による減量で急激に体重が落ちたことが毛髪に影響する場合もあります。

そのような方は薄毛治療というよりも、まずはその根本の原因となっているものを正す必要があります。

今回のまとめ

ご自身でAGAかどうか確認するチェックポイントは5つ
①頭頂部と生え際の髪の毛にハリ・コシが無くなってきていないか
②産毛みたいな細い毛が増えていないか
③頭頂部の地肌が透けて見えていないか
④生え際の髪の毛が後退してきていないか
⑤抜け毛が増えてきてないか

頭部全体に薄毛が見られる場合はAGA以外の病気が薄毛を引き起こしている可能性もあるため注意が必要。
簡単に確認ができるので、これをクリニック受診の判断材料とし、早期受診のきっかけにしてください。

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記事監修者

勇 亜衣子
一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

勇 亜衣子

いさみ あいこ
【経歴】

東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

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