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飲み薬に頼らないAGA治療

飲み薬に頼らないAGA治療

目次

    AGA治療はしたいけど、飲み薬に抵抗がある方は多くいらっしゃいます。 
    持病をお持ちの方やスポーツ選手のように、特定の薬剤を制限されている方、単純に毎日薬を飲むことが面倒だと感じている方は少なくないようです。

    内服薬以外のAGA治療

    飲み薬以外の選択肢をお探しの方には、注射で発毛を促進する治療法をおすすめしています。
    頭皮に薬液を直接注入し、有効成分を必要な場所へピンポイントで届けられるため、内服薬と比べ効果が早く現れる場合があり、飲み忘れの心配もありません。

    内服薬を毎日服用する理由

    そもそも、内服薬は何故毎日飲む必要があるのでしょうか? 
    飲み忘れた場合にどのような影響があるのかについて解説します。

    ・血中濃度の安定 
    AGA治療薬、特に「フィナステリド」などの5-α還元酵素阻害剤と呼ばれる薬は、毎日できれば同じ時間に服用することで血中濃度を一定に保つことができ、これが薬の効果を最大限に引き出すために不可欠な条件です。

    ・効果の持続
    一度服用を中断すると、血中濃度が急激に低下し、再び効果が現れるまでに時間がかかってしまいます。
    また、中断を繰り返すことで治療効果が薄れてしまう可能性もあります。

    ・飲み忘れた場合の影響
    飲み忘れた場合、血中濃度が低下し、治療効果が十分に得られない可能性があります。
    フィナステリド(プロペシア)は、服用後に血中濃度が半減するまでの時間が約34時間とされています。
    このため、1日でも服用を忘れると、体内の薬の濃度が急激に下がり、効果が不安定になる可能性があります。
    数日続けて飲み忘れると、AGAの進行を遅らせる効果が弱まり、再び抜け毛が増えてしまう恐れもありますので注意が必要です。

    内服薬がAGAの治療の基本ではあるので、続けていただきたいですが、それでも飲み忘れてしまう、飲み薬が合わないと感じた方は、思い切って飲み薬以外の治療にシフトすることも選択肢の一つです。

    注射治療について

    内服薬が基本的な治療法であることは確かですが、飲み忘れや副作用、職業などでやむを得ず内服薬を続けられない方など、内服が難しい方々にとって、注射治療は有効な選択肢です。

    月に一度クリニックへ通っていただく必要はありますが、クリニックへの通院だけで治療が完了するため、「内服薬は毎日飲むのが面倒」「副作用が気になる」という方でも、注射治療なら続けられるかもしれません。
    注射治療は単独でも発毛効果を感じられるケースも多くありますが、内服薬と組み合わせることでより高い効果が期待できます。
    当クリニックの症例も是非ご覧ください。

    注射治療のメリット

    毎日薬を飲む煩わしさから解放されるだけでなく、治療効果の高い再生医療のPRP療法と呼ばれる方法があります。

    ・PRP療法
    自分の血液から抽出した血小板を濃縮し、成長因子を豊富に含むPRPを頭皮に注入する治療法。
    成長因子には、組織修復や細胞再生を促す働きがあり、発毛を促進したり、傷ついた頭皮を修復したりする効果が期待できます。
    いうなれば、副作用のリスクのない、あなただけのオーダーメイド治療であるということです。

    PRP療法のような再生医療を取り入れた最先端のAGA治療を扱うクリニックも増えてきました。

    注射治療の頻度

    注射の頻度につきましては、基本的には月に1回ペースで継続していただくことが大切です。
    AGAの進行度によっては、2週間に1回の頻度になる方もいらっしゃいます。
    しっかり感じるためには、個人差はありますが、一般的に数ヶ月から数年かかることもありますので、ご自身の進行度にあった頻度で続けていただくことが重要です。

    注射治療の注意点

    注射の治療で発毛効果を実感し、その後治療を中断してしまうと、せっかく得られた効果が失われてしまいます。
    頑張って治療を続けてきたのに、元の状態に戻ってしまうのはとても残念ですよね。
    発毛効果を実感したあとも、3か月に1回のペースなどで注射治療を続けていただくことが大切です。
    治療を始める前に、医師とよく相談し、自分に合った治療計画を立てましょう。

    注射の成分

    薬の成分は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルといった、内服薬に使われている成分を使用する場合がありますが、クリニックによっては成長因子だけを入れて治療を行う場合もございます。
    注射の成分はクリニックによって異なりますので、成分をしっかり確認してから治療を行うことが重要です。

    使用される成分濃度の違い

    注射に使用されるお薬や成分の組み合わせや濃度は、クリニックによって異なりますので、注意が必要です。
    同じミノキシジルを使用していると記載がある場合でも濃度や用量に違いがある可能性があるからです。
    例えば、ミノキシジルを注射する場合、10倍に薄めたものと、ほぼ原液に近い濃度で使用するものとでは、発毛効果に大きな差が生じます。
    注射のみでAGA治療を行う場合は、内服薬の治療と異なり月に1回の注射で発毛成分を投与する必要があるので、高濃度で投与しなければ効果としては少し弱くなってしまいます。

    Dr.TOUHI CLINICでは、ミノキシジを最大濃度配合しております。
    さらに、再生医療のエクソソームやPRP療法なども取り扱っておりますので、注射のみの治療でも多くの方に発毛効果を実感していただいております。

    初期脱毛について

    内服薬のミノキシジルで初期脱毛が起こることは有名な話ですが、注射でもミノキシジルの成分が入ったものですと初期脱毛が起こる可能性があります。
    初期脱毛は、新しい髪が生えてくるための準備段階であり、ある程度は避けられない現象であることを知っておきましょう。
    初期脱毛が起こることで、ヘアサイクルが整い、新しく成長する毛髪が抜けるはずだった古い毛髪を押し出すことで、一時的に抜け毛が増えている状態です。
    弱い髪が太くしっかりした力強い髪に入れ替わる、いわばリセットのようなことが起こっているので、初期脱毛中は不安になりますが、終わると効果を実感できるはずです。

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    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI YouTubeチャンネル

    わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
    頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。