目次
40代や50代を迎えると、「年齢とともに髪がパサつくようになってきた」「縮毛矯正をかけても、昔のような扱いやすい髪に戻らない……」など、毛量の変化だけでなく、髪の「うねり」や「パサつき」といった髪質の変化に悩まされる女性が非常に多くいらっしゃいます。
トリートメントなどの表面的なケアを頑張ってもなかなか手応えが得られない場合、それは髪の生え際である「頭皮という土台」の変化が原因かもしれません。
今回は、当院で人気の高い再生医療「PRP療法」で、印象がガラリと変わるほどの劇的な髪質改善を実感された50代女性の症例をご紹介いたします。
当院の「頭皮の土台を若返らせる治療」を行うことで、髪がどのように変化していったのか?同じようなお悩みを抱える方への参考となりましたら幸いです。
PRP注射による50代女性の薄毛・髪質治療
患者様:50代女性
お悩み:髪が成長しない、髪質の変化
病歴:
もともとは直毛で非常に毛量が多かったが、数年前に新型コロナウイルスに感染されたことをきっかけに、急激に髪が抜ける、いわゆる「コロナ抜け毛」が始まってしまった。
そこから毛量が戻らないだけでなく、それまで直毛だった髪が強くうねるようになり、パサつきや乾燥にも深く悩まされるようになってしまった。
初診時の写真:頭皮・毛髪の状態
パッと見のボリュームはあるように見えますが、マイクロスコープで頭皮を診察すると、健康な頭皮であれば一つの毛穴から2~3本の髪の毛が生えているのに対し、1本に減ってしまっている箇所が散見され、髪自体も全体的に細くなっていました。
実際に触ると中がスカスカとしており、乾燥とパサつきが目立つ状態だったため、治療の必要があると判断しました。
縮毛矯正をかけないと扱いづらいということで、半年に一度ほど定期的に縮毛矯正に通われているそうです。
治療方針と内容
【治療内容】
・内服薬 :ミノキシジル
・発毛PRP注射:1か月に1回
・メディカル ヘッドスパ:1か月に1回
ミノキシジルの内服薬、月に1回のヘッドスパ、そしてオーダーメイドの再生医療である「PRP(多血小板血漿)療法」の注射治療を組み合わせた治療をご提案致しました。
PRP療法とは?
PRPとは「Platelet-Rich Plasma」の略で、組織の修復を促す血液の中に含まれる「血小板」の成分だけを高濃度に抽出して治療に活用する再生医療です。
ご自身の血液からお薬を作るような、オーダーメイドの治療法で、整形外科領域でも広く活用されており、メジャーリーガーの大谷翔平選手が肘の治療で使用したことでも知られている、信頼性の高い再生医療です。
治療経過と結果【髪の密度】
治療を始めて1年が経過した頃のお写真です。
生え際のBefore/Afterの写真を見比べると、気になっていた左側のへこみが滑らかになり、生え際全体のラインが綺麗に整って厚みが出てきました。
何より、初診時に乾燥してパサパサしていた髪が、艶のある状態に変化してきています。
患者様ご自身もボリュームや艶の変化を感じ、治療の効果を強く実感してくださっていることから、現在も治療を継続し2年目に突入しました。
治療経過と結果【髪質】
今回強くお伝えしたいのが、特に変化が大きかった「髪質改善」についてです。
頭頂部と後ろ姿のBefore/Afterの写真を見比べると、印象が劇的に変化しました。
まるで高級なトリートメントや特別な縮毛矯正をかけた直後のように見えますが、実はBeforeもAfterも「縮毛矯正をかけてから3〜4か月」という全く同じタイミングで撮影しており、PRPの治療により生えてくる髪そのものの毛質が変わったのです。
患者様ご自身も「マイナス30歳くらい若返った気分!」と本当に嬉しそうにお話ししてくださいました。
髪にパサつきがなくなり、美しい艶とまとまりが出るだけで、人の見た目年齢はこれほどまでに若々しく変わるのだと、私たち医師も改めて髪の重要性を実感いたしました。
なぜ、頭皮の土台を良くするために施術したPRP治療で髪質まで改善するのか?
Dr.TOUHI CLINICでは、「土台となる頭皮環境を若返らせることで、そこから生えてくる髪を元気にする」という考え方を基本としています。
血小板には、体の中の傷ついた組織を治し、細胞を活性化させる働き(成長因子)があります。これを直接頭皮に届けることで、加齢やダメージによって衰えていた毛根や皮膚の再生を促します。
土台である頭皮が若返れば、新しく作られる髪の毛のうねりが改善したり、ハリやコシ、艶が生まれたり、時には白髪が黒くなっていくといった様々な好循環が生まれます。
このような変化は髪の生えてくる土台をケアし質の良い髪を育てる以外には、どんなに高価なトリートメントを毎日使用したとしても、絶対に手に入れることはできません。
今回の患者様の劇的な変化も、頭皮が根本から健康を取り戻した結果が髪質に反映されたものなのです。
▼当クリニックの症例をご紹介しています
女性の症例はこちら
男性の症例はこちら
まとめ
今回は、再生医療によって、髪質が大きく改善した50代女性の症例をご紹介しました。
髪のうねりやパサつきは、毎日のトリートメントだけでは限界があります。
なぜなら、すでに生えて傷んでしまった髪にいくら栄養を与えても、新しく生えてくる髪が変わらない限り、根本的な解決にはならないからです。
写真などのデータを比較すると分かる変化ももちろん大切ですが、患者様ご自身が日々の生活の中で「髪が変わった!」と心から実感し、笑顔になっていただけることが、私たち医師やスタッフにとって一番の喜びです。
「年齢のせいだから」「縮毛矯正は一時しのぎにしかならないことは分かっているけど、やめられない」と諦める前に、まずはご自身の頭皮の状態を知ることから始めてみませんか。最新の医学的な知見を基に、髪が本来持っている力を引き出すお手伝いをさせていただきます。
記事監修者

Dr.TOUHI CLINIC 総括院長
勇 亜衣子
いさみ あいこ東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院
Dr.TOUHI
YouTubeチャンネル
わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。






