最先端薄毛・髪質治療 Dr.TOUHI CLINIC

40代でもフサフサに!AGA治療症例のリアルをご紹介!

AGA
2023.09.08
40代でもフサフサに!AGA治療症例のリアルをご紹介!

目次

    今回は当クリニックで治療を続けている患者様の事例をご紹介します。

    AGA患者様の背景

    AGA患者プロフィール

    患者様:42歳男性
    症状:10年ぐらい前から生え際と頭頂部の薄毛が少しずつ進行してきた
    遺伝情報:母方のおじいさまが薄毛
    嗜好品:タバコを1日10本程度、お酒は週に1回程度

    母方の祖父が薄毛であった場合、最も遺伝しやすく薄毛のリスクが高まります。
    遺伝背景がしっかりあり、タバコ・お酒をたしなまれる方です。

    遺伝とAGAの関係については下記の記事で詳しく解説させていただいております。
    東大卒 医師が徹底解説!薄毛は遺伝する?

    AGA治療前の頭皮の状態

    AGA患者施術前

    こちらが初診時の頭頂部・生え際のお写真です。
    ご本人も自覚をされておりますが、肉眼でみても頭頂部は密度が減って地肌が透けて見えています。
    生え際の後退もありAGA初期とは言えないほど症状が進んで見られます。
    10年前から症状が見られたとのお話もあり、少なくとも発症からそれくらいは年数が経っているかなという印象をうけました。

    次に頭頂部、生え際、後頭部のマイクロスコープのお写真をそれぞれ撮影しています。    

    AGA患者施術前マイクロスコープ

    ■後頭部のマイクロスコープ
    AGAは頭頂部と生え際の症状がメインで側頭部や後頭部の毛髪はしっかり残るという特徴があります。
    白髪はありますが、太くしっかりした毛が一つの毛穴から2・3本生えており健康な頭皮であることがわかります。

    ■頭頂部のマイクロスコープ
    やはり相対的にみても毛の一本一本が細く、毛穴から1本しか出ていない箇所も目立つためAGAの症状であると思って良いかなと思います。
    また、頭頂部に関しては頭皮に少し角質があり乾燥が見られます。

    ■生え際のマイクロスコープ
    こちらはAGAの症状がさらに強く、一本一本細く柔らかい毛に変化し、軟毛化・細毛化が進んでいることがわかります。
    生え際部分の頭皮に関しては少し赤みがあって炎症が出ているような初見になりました。

    この髪の状態と頭皮のマイクロスコープのお写真を総合し診断すると、ハミルトン分類で言う頭頂部型2型の頭頂部型に該当し、まずAGAで間違いないと思います。

    AGA患者診断

    AGAの施術内容

    AGA患者施術内容

    お悩みや状態を確認した後、治療をどの様に進めていくか施術内容を決めていきます。
    まず生え際の症状が強いこと、20代の髪へ戻りたいというご本人の希望に沿えるよう、基本の内服薬はデュタステリドとミノキシジルの2種を併用し、頭皮に直接薬剤を投与するメソセラピーの注射を2週間に1回の頻度で施術、これを1年間継続することをご提案致しました。

    お薬に関してはこちらでも詳しく解説しています。