最先端薄毛・髪質治療 Dr.TOUHI CLINIC

【毛髪専門医が解説】頭皮の老化とは?髪のうねり・白髪・薄毛の本当の原因

【毛髪専門医が解説】頭皮の老化とは?髪のうねり・白髪・薄毛の本当の原因

目次

     普段の生活の中で、「顔の肌の老化」を意識してスキンケアをする方は多いと思いますが、「頭皮の老化」について意識したり、詳しく調べたりする機会は少ないかもしれません。
    「若い頃はストレートだったのに、最近髪にうねりが出てまとまりにくくなってきた……」 「白髪や髪のボリューム不足、これはもう年齢のせいと諦めるしかないのかな?」
    このように感じている方も多いのではないでしょうか。

    こういった髪のうねり・白髪・薄毛といったお悩みの多くは、実は、単なる年齢そのものだけが原因ではなく、「頭皮という土台の老化」が引き起こしているケースが非常に多いです。

    しかし多くの方は、「髪がうねったから縮毛矯正をかけよう」「白髪が目立つから染めよう」と、生えている髪にアプローチをしがちです。
    私たちが日々いただくご相談の背景にも、こうした頭皮の老化が深く関係しているケースがとても多く見られます。
    表面的な処置だけでなく、根本的な原因である「頭皮の老化」に目を向け、正しくお手入れをしてあげることで、諦めかけていた髪の悩みは大きく改善へ向かう可能性があります。
    少しイメージしづらい「頭皮の老化」というテーマですが、まずは、ご自身の頭皮で今何が起きているのかを正しく知ることから始めていきましょう。

    頭皮の老化と髪質の関連性

    「頭皮の老化」と言われてもピンとこないかもしれませんが、「お顔の肌が老化するのと全く同じ現象が、頭皮でも起きている」と考えていただくとイメージしやすいかと思います。
    お顔の肌が年齢とともに変化していくように、頭皮も一枚のつながった皮膚ですので、全く同じような変化が起こります。

    お顔の肌が老化すると現れる以下のような症状は、実は頭皮でも起きています。
    ・毛穴が開く、毛穴の形が歪(いびつ)になってくる
    ・シワやたるみができてくる
    ・シミやホクロが増えてくる

    髪の毛で覆われているため普段はご自身で見えませんが、こうした変化はマイクロスコープで頭皮を観察するとよく分かります。
    実際の診療や様々なイベント・催事などで、これまでにも本当にたくさんの方の頭皮をマイクロスコープで見てきましたが、特に40代以降になると、頭皮のたるみによって毛穴の形が歪んでいたり、細かいシワやシミが多く確認されるようになります。
    そして、この頭皮の老化現象こそが、実は「髪のうねり」や「まとまりにくさ」の原因なのです。

    「昔はまっすぐなストレートヘアだったのに、最近髪がうねるようになってまとまらない」というお悩みは、40代以降の方から非常に多くいただくご相談です。 
    頭皮が老化してたるむと、本来はきれいな円形をしている毛穴が引き伸ばされ、楕円形や不規則な形に歪んでしまいます。
    この歪んだ毛穴から生えてくる髪の毛は、断面がボコボコとした歪な形状になり、まっすぐ生えにくくなってしまうため、表面にうねりや広がりとして現れてしまうのですが、この事実を知らない方が本当に多いと感じています。

    「頭皮」と「髪」を聞くと、それぞれ別のもののように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
    しかし、「歳とともに髪質が変わってしまった」と感じている方の多くは、単なる髪そのものの加齢ではなく、元を辿れば「頭皮(肌質)の老化」がそのまま髪に現れていることが根本的な原因なのです。
    ここに気付くことで、頭皮ケアへの意識が変わると思います。

    ▼直毛だったのにくせ毛になった人へ

    頭皮の老化を加速させる原因

    頭皮の老化は、単に加齢によるものだけではありません。
    日頃の生活習慣や間違ったヘアケアによって、老化のスピードが大幅に加速してしまうことがあります。
    実際の診療の中でも、60代・70代の方だけでなく、20代〜30代の若い世代の方であっても、年齢にそぐわないほど頭皮のダメージが進み、老化してしまっているケースが多々見受けられます。
    頭皮の老化を早めてしまう主な要因には、以下のようなものが挙げられます。

    ①生活習慣の乱れ
    偏った食事、睡眠不足、運動不足などは頭皮の血流や細胞代謝を低下させます。
    特に過度な飲酒や喫煙は、頭皮環境に大きな悪影響を及ぼします。

    ②頭皮ケアの不足(乾燥)
    お顔には毎日丁寧なスキンケアをしていても、頭皮の保湿や美容液でのケアを行っていない方がほとんどです。
    無防備な状態による頭皮の乾燥は、老化をより一層進めてしまいます。

    ③繰り返すカラーやパーマのダメージ
    頻繁なヘアカラーやパーマの薬剤による強い刺激は、頭皮の細胞にダメージを与え、肌の老化を著しく進行させます。

    こうした要素が重なることで、本来の年齢よりも早く老化が進んでしまうことも少なくありません。

    ただ、「お酒を飲んでいても髪がしっかりしている人や、髪質がずっと綺麗な人もいるのでは?」と感じる方もいらっしゃると思います。 
    確かに髪の量や質には遺伝的な要素も深く関係しています。
    しかし、本当に重要なのは髪が育つ“土台”である頭皮(肌質)の状態です。
    遺伝的に髪が強く見えても、土台である頭皮が老化し変化していくことで、遅かれ早かれ「うねり・白髪・薄毛」といった同様のお悩みが必ず現れてくるのです。

    頭皮ケアの可能性

    最近では白髪でお悩みの方の若年化が進んでおり、20代から白髪のご相談や治療にご来院される方も増えています。
    これも生活習慣や頭皮環境の悪化による「頭皮の老化」が深く関わっています。

    薄毛、白髪、うねり毛(くせ毛)といった症状が出始めると、「もう歳だし、しょうがない」と諦めてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。 
    しかし、ここには大きな誤解があります。
    多くの方は、これらの髪のお悩みが加齢からではなく20代でも白髪に悩む方がいるように、「頭皮の老化」からも引き起こされているというイメージを持たれていません。

    確かに年齢に伴う変化そのものをゼロにすることはできませんが、これらの多くは単なる不可逆な加齢現象ではなく、「頭皮を正しくお手入れし、ケアを施すことで、改善したり症状が進行するのを大幅に遅らせたりすることができる老化現象」なのです。

    髪に変化が現れた時、美容院で縮毛矯正をかけたり白髪染めを繰り返したりするのも対処法の一つではあります。
    しかし、それらはあくまで「生えている髪」に対する一時的なケアに過ぎず、やり方によっては頭皮への負担を増やしてしまう側面もあります。

    頭皮環境を整え、血流改善や保湿などの基本ケアを続けることで、髪の変化を実感できることがあります。
    大切なのは、髪ではなく「髪を育てる頭皮」からケアすることです。

    今まで頭皮をあまり意識してこなかった方にとっては、この視点に変えるだけでも改善に向けた非常に大きな一歩となります。
    大元である「頭皮という土台」を正しくお手入れし、若々しく健全な状態を取り戻してあげることで、これから新しく生えてくる髪そのものを健康的で扱いやすい状態へと変えていくことが十分に可能なのです。

    ▼頭皮ケアの重要性
     

    Dr.TOUHI CLINICのカウンセリング

    「今の自分の髪の悩みは何が原因なんだろう?」
    「自分の頭皮が今どんな状態なのか分からない」
    そう疑問に思われた方は、まずはご自身の頭皮の現状を知り、「頭皮への意識」を持つことから始めていただくのが改善への一番の近道です。
    Dr.TOUHI CLINICのカウンセリングでは、マイクロスコープを使用して、患者様一人ひとりの頭皮状態を細かく精密に診察いたします。

    •頭皮の肌タイプ: 乾燥肌なのか、それともオイリー肌(脂性肌)なのか
    •頭皮のトラブル状況: 花粉やアレルギーなどによる赤み・炎症が起きていないか
    •ダメージの状態: 紫外線の影響などで日焼けして茶色っぽくなっていないか

    マイクロスコープで実際にご自身の頭皮をご覧いただくと、「思っていたより乾燥している」「少し赤みが出ている」といった新たな気づきを得られる方が非常に多くいらっしゃいます。
     頭皮の状態は季節や体調によっても変化するため、その時々の症状によって適したお手入れや治療法も変わってきます。
    だからこそ、「今の自分の頭皮状態を正しく知ること」が、頭皮ケアの最も大切な第一歩となります。

    ▼【治療の第一歩】クリニックで行っている頭皮診断を大公開!

    すぐに治療を始めるかどうかに関わらず、一度ご自身の現状を知っておくことは、今後のヘアケアや頭皮の健康にとって必ず役に立ちます。
    「今まで全く気にしてこなかった頭皮という部分を、これからはお顔と同じように労ってあげよう」というきっかけや正しい知識を持っていただくだけでも、今後の髪の未来は大きく変わっていきます。
    治療を受けるかどうかを決める前に、まずはご自身の現在の「頭皮年齢」や「肌状態」をチェックし知っていただくという意味でも、ぜひ気軽にカウンセリングにいらしてくださいね。

    ▼Dr.TOUHI CLINICのカウンセリング

    まとめ

    今回は、「頭皮の老化とは何なのか」、そして「髪のうねり・白髪・薄毛との関係性」について解説いたしました。
    髪の変化は、ある日突然気になり始めるものです。
    そして多くの方が、「もう年齢のせいだから仕方ない」と諦めそうになってしまいます。 

    しかし実際には、その背景に隠れているのは「頭皮(土台)の変化」であることが非常に多いのです。
    だからこそ、まずは「今の自分の頭皮状態を知ること」がとても大切になります。 
    鏡を見た時の「なんだか最近、扱いづらくなったな」「うねりや白髪が増えたかな」といった小さな違和感であっても構いません。
    その感覚は、頭皮からのとても大事なサインです。
    お顔のスキンケアと同じように、頭皮も日頃から正しく労り、お手入れをしてあげることで、いくつになっても健やかな髪を育んでいくことができます。
    ご自身の現状を正しく知ることで、これから先の髪との付き合い方も大きく変わってきます。
    まずは無理のない形で、ご自身のできることから一つずつ整えていきましょう。

    記事監修者

    勇 亜衣子
    一般社団法人Next Beauty Labo 代表理事
    Dr.TOUHI CLINIC 総括院長

    勇 亜衣子

    いさみ あいこ
    【経歴】

    東京大学卒業 長岡赤十字病院 初期研修修了
    脳神経内科を専門としながら、AGA診療に携わったことをきっかけに頭皮や髪のケアの重要性に気付く。2023年、すべての頭皮や髪の悩みに寄り添うクリニック「Dr.TOUHI CLINIC」「Dr.TOUHI SALON」開院

    Dr.TOUHI
    YouTubeチャンネル

    わたしたちはYoutubeを通して、医学的エビデンスに基づいた髪・頭皮に対する正しい情報を発進しています。
    頭皮のベテラン経験則を持つ元美容師と、東大卒の医師が皆さんの髪の悩みを解決します。